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『医師不足対策を 国に要望するまえに、なすべきことをしていない 自治体につける薬はない』(長 隆)

医師不足解消へ 堂本知事、国へ要望という報道に接して・・・・医師不足の原因を臨床研修制度の小手先改定で 解決できると本気で考えているようで 相当重症だ。
しかし総務省は 千葉県知事に対して、命令も指導もできない!
『選択と集中』を堂本知事はなぜ出来ないのか?
富山県 氷見市民病院が 富山大学の選択に遅れをとり その反省を生かして 最近思い切った改革に踏み出した事例を堂本知事は学習すべきである。
官僚任せで 千葉県山武地域の医療崩壊の責任は 国にはない。挙げて千葉県知事のリーダーシップの欠如である。
しかしこれは千葉県だけでなく首都圏知事全部・更に中部地方全部にも言える。
ここまで思い切って聖域に切り込んで 地方自治体は改革したが 更に国に要望するというならわかる・・・。反論できるならして欲しい。
綾部市民病院 四方市長の立派な経営を見ては 恥ずかしくなるのではないか!
医師不足解消へ堂本知事、国への要望提案 8都県市首脳会議=千葉
2007.05.31読売新聞
首都圏の知事と政令市長でつくる「8都県市首脳会議」(座長=堂本知事)が30日都内で開かれ、堂本知事は地域医療に従事する医師不足解消のために、初期臨床研修を2年から3年に延長し、最後の1年は知事が指定する地域病院で勤務することを義務付けるなど、医師の供給機能強化を政府に要望することを提案した。
(中国市議会議長会 過疎地の医師確保、国への要望項目に=岡山)
2007.06.02読売新聞
中国市議会議長会は鳥取県倉吉市内で総会を開き、国に提出する要望として過疎地域の公立病院の医師の確保など3項目を決めた。
要望は▽過疎地域に医師が定着するよう、医師養成中に地域医療に従事することを義務付け▽後期高齢者医療制度のシステム構築に伴う十分な財政措置▽地方交付税の財源保障機能と財源調整機能を堅持した同税の算定方法の見直し。
(国頼りせず立派な経営をしている綾部市立病院)
2007・タイムリーリポート マンパワーで健全経営 綾部市立病院 15年連続黒字決算見込み 「質の高い医療提供」
2007.06.02 京都新聞
医師不足などで地方の自治体病院の経営が厳しさを増すなか、綾部市青野町の綾部市立病院は二〇〇六年度、十五年連続の黒字決算の見込みとなるなど健全経営を維持している。見学に訪れる行政や病院関係者も多い。同病院の運営ぶりと抱える課題を追った。(綾部支局 秋田久氏)
医師の確保が課題
平日の朝七時半、診察を予約する外来患者の列ができる。自家用車、福祉移送サービスの車、市の「あやバス」などが次々に到着。院内入り口では介助ボランティアの女性らが、患者の車いすを押す光景が見られる。訪れた福知山市三和町の女性(七三)は「看護師さんの対応も親切。車いすを押してくれたり、病院案内していただけるボランティアの方もいて助かります」と話す。
十九診療科、二百六の一般病床を持つ綾部市立病院。一九九〇年に開院し、三年目から黒字経営を続ける。二〇〇五年度の経常利益は約一億六千万円。昨年度は市からの繰入金を五年前と比べ半分の一億五千万円に抑制したが、〇六年度も黒字決算になる見込みだ。市からの持ち出しは近隣の他の自治体病院に比べかなり低いという。
白方秀二院長は「健全経営はスタッフらのマンパワーの面が大きい。外科系の医師などは、大都市病院に劣らない医療設備の中で、手術を多くこなし、急性期の患者に対応するなど、質の高い医療を提供している」と述べる。昨年度は千七百八十二件の手術が行われ、平均在院日数は十五・一日と短い。
〇二年に新設した産婦人科も好調だ。昨年度、綾部市の出生数二百七十二人を大幅に上回る四百十の出産があり、里帰りだけでなく、市外からも妊婦がやってくる。綾部市立病院で研修を受け、今春から産科医となった垰村(たおむら)朝子さん(二七)は「病院全体に活気があり、指導医の熱意にもひかれました」と、産業医科大(福岡県)から綾部に来た理由を語る。
病院の運営は、開院当初から市が100%出資する財団法人綾部市医療公社(理事長・四方八洲男綾部市長)が担ってきた。四方市長は「職員が親方日の丸の発想ではなく、経営感覚を持って働ける」と公社のメリットを強調。公務員ではないため条例などに縛られず弾力的な運営が可能になり、府内の公立病院では珍しいという土曜日の外来診療も行ってきた。人件費比率は37%(〇五年度)と低く、窓口業務、調理、清掃などは民間企業に委託している。
今後の課題はやはり医師の確保。常勤医師が昨年四月には三十七人いたが、本年度から消化器内科、整形外科で医師が各一人減り、産婦人科は垰村さんが加わり一人増の三十六人に。新医師臨床研修制度で、地方への医師派遣を担ってきた大学病院で研修を受ける医師が少なくなった。この影響を受け同病院でも、府立医科大からの医師の補充が得られず、市内の診療所への派遣日数を減らしたり、患者に好評の時間外診療を支える平日の救急当直体制を医師二人から一人に縮小せざるを得なくなった。
四方市長は「地方に医師がくるような研修医制度の再検討が必要。また、軽い症状は、診療所などを利用する病診連携を進める必要がある」と、大きな病院、まちの開業医、診療所の役割分担の必要を訴える。

多くの患者が訪れる綾部市立病院(綾部市青野町)
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