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名称確定  金沢医科大氷見市民病院を 喜ぶ・・・・更に朗報 5年ぶり研修医2名確保・・・ここ5年間のマッチングで研修医を1人しか確保できなかった富山市民病院は来年から、米ノースカロライナ州ダーラム市にあるデューク大学に研修医を1か月程、派遣する。同病院が今後、海外研修により人材確保を進められるか、注目される・・・』{長 隆)



「市民病院」の名残す 金沢医大回答、協議機関の設置も 氷見市民病院問題 /富山県
2007.11.07
朝日新聞  
 

氷見市は6日、市民病院指定管理者選定委員会(委員長・小林正富山大付属病院長)が金沢医科大を指定管理者候補とする際に示した付帯条件について同医科大から回答があり、これを了承して指定管理者の選定を終えたと発表した。

 選定委が最終選考で示した付帯条件は、(1)市民病院に現在医師を派遣している富山大と金沢大との3大学による協議機関の設置(2)「金沢医科大氷見病院」とされた新病院名の再考、の2点。同医科大が検討の結果、協議機関設置の了承と、病院名を「金沢医科大氷見市民病院」として「市民病院」の名を残すと回答してきたという。

 市は選定理由として、このほか、脳神経外科や泌尿器科など不足している常勤医師の充足などを挙げており、市議会での承認を得て正式決定したい考えだ。


新名称「金沢医科大氷見市民病院」へ 公設民営化で氷見市長発言=富山
2007.11.07
 読売新聞 
 氷見市の堂故茂市長は6日の記者会見で、公設民営化を目指す市民病院の名称が「金沢医科大氷見市民病院」となる見通しであることを明らかにした。同病院は金沢医科大(石川県内灘町)が指定管理者になる予定で、医学生や研修医の教育機能を持つ大学病院のような形となるという。

 市選定委員会に金沢医科大が示した「金沢医大氷見病院」という名称に異論があったため、同大が新たに提案した。堂故市長は「市民の名が残るので受け入れやすい」として、この名称を市議会に諮る考えだ。

 また、新病院では金沢医科大の医学生や研修医を受け入れ、教育研究や研修などを行う。市側は「将来の医師を受け入れることで、人材確保がしやすくなる」と期待する。金沢医科大は、循環器センターや消化器センターなども設置予定で、土曜診療(半日)も行う予定だ。

 堂故市長は「医療スタッフらによく説明し、協力が得られるよう努力したい」と語った。

 

[現場から]医学生の研修先決める「マッチング」 症例や待遇改善決め手=富山
2007.11.08
 読売新聞 
 豊富な症例や待遇改善決め手 県全体は42% ワースト2位

 医学生の研修先病院を決めるため、双方の希望を合わせる「マッチング」で、県内では、豊富な症例数があり、研修医の受け入れに実績を持つ病院が定員にほぼ近い研修医を確保した。県全体としては募集定員に対する内定者の割合が約42・7%と全国ワースト2位の惨たんたる結果だった。今後、県全体で研修医にとって魅力ある病院作りが課題となっている。(丸山修)

 県内から今年度、マッチングに参加したのは15病院。うち、マッチング率が100%だったのが黒部市民病院で、県外出身ばかり6人が内定した。臨床研修センター所長を務める広田悟志医師は「研修医が望んでいることを把握し、改善してきた」と胸を張る。

 学会出席を希望する研修医には旅費を補助、当直中の院外への食事の買い出しが負担という声には、院内で食事を提供するなど研修医の待遇改善は「すぐに実現してきた」と言う。

 新川地区の救急患者の多くが運ばれる同病院は豊富な症例を経験できることも研修医には魅力。見学に来た学生が研修医の臨床能力の高さに驚くという。

 また、同病院と八尾総合病院は米国での海外研修を研修プログラムに組み込んでおり、これが人気の高さの要因との見方もある。

 ただ、黒部市民病院の山本真也・総務課長補佐は、「『この病院は熱心だ』との評価が学生の間で積み重なった結果。海外研修は学生を引きつける主な要因ではない」と言い切る。

 ここ5年間のマッチングで研修医を1人しか確保できなかった富山市民病院は来年から、米ノースカロライナ州ダーラム市にあるデューク大学に研修医を1か月程、派遣する。同病院が今後、海外研修により人材確保を進められるか、注目される。

 一方、マッチ率が低迷した病院にも明るい兆しはある。氷見市民病院と高岡市民病院は、マッチングに参加してから4〜5年目で初めて研修医を確保した。

 氷見市民病院は、昨年度の募集から、2年間の月給を60〜70万円と県立中央病院などの倍以上の高水準に引き上げたことが要因とみられる。

 ただ、給与は学生にとって病院選びの大きな決め手にならないという。医師紹介業「メディカル・プリンシプル社」(東京)が4月に金沢市で開いた医学生向けセミナーで行ったアンケート(有効回答数169、複数回答)では、研修先を選ぶ基準は「研修内容」が56人でトップ。「給与などの処遇」は14人だけだった。

 県医務課医師・看護職員確保対策班の守田万寿夫班長は、「研修内容の評判は口コミで伝わる。来年も研修医を確保できるかどうかは、来てもらった研修医に研修に満足してもらえるかどうかにかかっている」と話す。


今年度の県内15病院のマッチング結果
 定員 マッチ
者数 マッチン
グ率(%)
黒部市民 6 6 100
県立中央 10 9 90
氷見市民 3 2 66.7
富山大付属 50 27 54
八尾総合 4 2 50
富山赤十字 5 2 40
高岡市民 4 1 25
厚生連高岡 6 1 16.7
富山市民 10 0 0
市立砺波総合 8 0 0
済生会高岡 3 0 0
あさひ総合 2 0 0
射水市民 2 0 0
済生会富山 2 0 0
南砺市民 2 0 0