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臨床教育機関併設、医師が診療も 東金九十九里の医療センター長候補に聞く /千葉県
2010.03.09朝日新聞  
 

 東金市と九十九里町が進める「東金九十九里地域医療センター」構想の病院開設申請で県の許可を受け、2014年4月の開院へ向けた動きが加速している。
センター長候補の平澤博之・千葉大学名誉教授=写真=がこのほど、朝日新聞のインタビューにこたえた。

 (聞き手・高木和男)


 ――心配される医師確保についての具体策は?

 「千葉大医学部や同付属病院と検討してきた。同付属病院九十九里地域臨床教育センターを医療センターに併設して、医学部から派遣された医師が臨床教育センターで臨床教育に従事するほか、医療センターで診療する枠組みが合意できた。
医療センターは同大医学部内に寄付講座を開設し、臨床教育センターに勤務する医師の人件費などの資金を提供し、医学部は医師を教授、准教授、講師などの肩書で派遣する」

 ――看護師はどのように募集するのか?

 「来年4月に同付属病院の看護スタッフを医療センターの看護部長候補として受け入れ、全国の看護師養成機関を回るなどして、看護師確保を進める。
奨学金を提供して勧誘する予定で、看護師の中核スタッフは開院1年前には採用し、県内の中核病院などで急性期疾患に対する看護を中心に訓練してもらう」

 
――同付属病院の高度救命救急センターとの競合はないか。

 「救命救急センターは、県内全域からの極めて重篤な救急患者のほか、千葉市内から3次救急患者を受け入れるのが目的。
一方、東金九十九里地域医療センターは山武、長生、夷隅地域の1〜3次の救急患者を診療するので、競合することはない。
東金九十九里地域医療センターの開設は14年度。
救命救急センターは早くても17年度で、開院時期が重なることもない」


 ◆キーワード

 <東金九十九里地域医療センター> 3次救急患者を受け入れることができる救命救急センター(20床)を含む314床の総合病院となる。
計画では22診療科で、医師が56人、看護師が286人となる予定。
初年度の14年は病床数146床でスタートし、段階的に拡充する。


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