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佐賀県 伊万里市 子供が育てられない町になる・・公立病院の役割を放棄して漫然と放漫経営を 続けている なら 経営から手を引くべきである。
巨額な 税金投入を 民間病院に出せば 必ず産める・育てられる町にしてくれる。

 あらゆる聖域に即刻挑戦して 産める 育てる町にするために必要な 税金投入に金額の制限があるはずがない。ガイドラインに即して改革すれば 必ず資金は生まれる。

2008年7月19日 佐賀県医師会館で 開催予定の 公立病院改革セミナーで 勉強してほしい』       
     
『佐賀県/きしむ医療<1>疲弊 「人間の生活じゃない」 2人で年1万人を診察−連載
2008.05.27西日本新聞』  
 
■2008 年次企画 さがの明日■

 県内の医療体制にきしみが生じている。今年に入り、医師不足に伴う診療科休止や、救急搬送の受け入れ拒否などが一気に表面化。さらに、地域医療を支えてきた公立病院の財政負担に各自治体が耐えかねている。県民の命を守る現場で何が起きているのか。私たちの「暮らしの安心」は保たれるのか。医療現場の現実と課題に迫った。


 ピピピピピ−。

 午前三時。自宅で就寝中だった唐津赤十字病院(唐津市)の小児科部長(44)は携帯電話の着信音で目を覚ました。急患を知らせるオンコール。数時間前にもぜんそくの急患発生で呼び出されており、眠りに就いてから三時間もたっていない。

 病院到着。別件の処置に追われる当直医を横目に、救急搬送された呼吸切迫の乳児を診る。「危ない」。人工呼吸しながら救急車に同乗し、佐賀市の佐賀大医学部付属病院へ。朝方に病院に引き返すと、そのまま夕方まで外来診察をこなす。夜は入院患者の回診と救急搬送三人の措置に追われた。気付くと、日付が変わろうとしていた。

 三人体制だった小児科の医師が二人に減った三月末までの一年間、部長が同僚と診た患者は延べ約一万三千人。病院に足を運ばない日などなかった。「人間の生活じゃなかった。でも、子どもを救いたい一心で頑張ってきた」。そう話す目にはくまができていた。

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 佐賀市内の小児科専門の開業医が中心となり二〇〇〇年に開設した休日・夜間こども診療所「ほほえみ館」。休日と夜間に比較的症状が軽い急患を診ることで、拠点病院を側面支援する“防波堤”の役割も期待されている。

 ある日、当番で診察していた木下晴美医師(60)は開いた口がふさがらなかった。「は−い。初めての診察でちゅよ」。急患であるはずの父親はビデオカメラを手に診察室に入ってきた。赤ちゃんを抱えた母親がVサインで笑顔を返す。

 同館では「仕事で病院にいけない」と親の都合で夜間に来るケースも多く、医師一人が輪番制で診察している業務に負担をかける。そのたびに木下医師は「子どもよりも大切な仕事なんてないはず」と言いたくなる。

 〇七年度の同館患者は一万五千二十人で開設時よりも66%増。インフルエンザ流行期には一日約二百人が殺到する。中には軽い風邪で駆け付ける親もいて、ある男性担当医は「このままでは、本当に困っている急患が診られなくなる」と、防波堤の機能もまひしつつある現状を明かす。

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 医師不足が言われて久しい。主な原因は、〇四年度に始まった新臨床研修制度とされる。これまで大学医局にとどまっていた新卒医師が自由に研修先を選べるようになり、給与が高く、設備も充実した大都市の民間病院に人材が流れだした。

 このため、大学医局が地域の医療機関に派遣できる医師の数も限られてきた。九州大から派遣されている唐津赤十字病院の小児科部長は、医局の指示で大分、鹿児島など九州を転々とし、今の病院が七カ所目だ。

 成人患者に比べて診療報酬が安く、深夜の呼び出しが多い。ニーズが高いにもかかわらず慢性的な人手不足に陥っている小児科医。浜崎雄平・佐賀大医学部教授(小児科学)はこう訴える。「小児科に配慮した診療報酬の改定と休日夜間診察への親の理解が必要。みんなで小児科医を守ってほしい」。だが、医師たちの疲弊は、医療現場全体に広がり始めた。

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 ●プレーバックNEWS=小児科閉鎖

 佐賀市の国立病院機構「佐賀病院」が4月1日から小児科の午後外来診療を休止すると報じられたのは、直前の3月29日。医師退職に伴い夜間救急など、ほかの医師の負担が増えるため、やむなく高度医療の継続を優先させた。

 小児科の医師不足は以前から指摘されており、伊万里市民病院は2003年、担当医がゼロになったため小児科診療を休止している。