![]() 『兵庫県加東市議会議員・藤尾潔さんブログ 引用・・私の話を3回も聴講してくださり有り難う御座いました・・1回でわかっていただける様にしたいと思います』 長隆さんの講演 2008-04-28 06:59:28 / Weblog 土曜日(2008年4月26日)は、多くの公立病院の改革にたずさわってこられた長隆さんの講演が国際学習塾でありました。 私が長さんの講演を聞くのは今回で3度目になります。私の頭では1度では理解できないので、何度も聞いて咀嚼して考え方をまとめていければ、と思っています。 病院の問題を考えるとき、「医師不足の現状なので仕方がない」とか、「近隣と連携を深めて、特化することで経営改善を図っていく」とかいう議論になってしまうと、そこで思考が停止してしまうことがあります。 しかし、何を具体的にいつまでにやるのか、きっちりスケジュールに乗せていかないと、何も前にいかないと思います。 また、そういう対応のできた病院とできない病院では、今後はっきり差が出てくると思います。そんな中で気づきのヒントとなった講演会でした。 今、公立社(やしろ)総合病院の抱えている最大の課題は、規模が小さいので単独で臨床研修医の指定病院になれないことだと思います。 社病院には専門医などの資格を持った先生は多くおられ、多くの科の研修の指定施設になっているのですが、初期研修は一定の規模が必要なので単独では指定病院になれない。 となると、若い先生に来ていただくのは非常に難しくなる…というのが現状だと思います。 そんな中で講師の先生が言われていたのは、 ・西脇市民病院と組んで、社が「従たる研修病院」となって研修のプログラムを組み、研修医の確保に努力する・ ・公設公営ということにこだわらず、鳥取大学の付属病院になって指定管理者になってもらう。西脇も一緒になり、鳥取大学の支援のもとで医師確保のためにがんばっていく。 という話で、かなり大きな話しでしたし、そこまでうまくいくかなぁ、という思いも半分あるのですが、成功した事例はあるとのこと。 今後じっくり調べていきたいと思っています。先生の話どうりに進めば、加東市としては非常にいい展開だと思いますけれど。 全部適用だとか、経営形態の話について、その制度がどうこうと言うより、改革プランを作成するときに総務省の決める指針をクリアできるのですか?という視点からのアプローチでした。 特に加東市の場合ネックになるのが職員の人件費比率で、今までからも50%程度が目安と言われていたのですが、60%を超えています。 今後改革プランを作成していくにあたり、経営形態の外側の議論よりも、「この計画で本当に人件費52%以内という目安を達成できるのか?」という視点で見ていかなければいけません。 ただ、病床利用率などは上向きの傾向になっているわけですから、今の現状は「住民に利用されていないから経営が苦しい」という状態ではないわけで、場面場面で打つべき手を打っていけばなんとかいい方向に向くのでは…という風にも思います。そう考えるきっかけになった講演会でした。 |